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三段論法の罠
本日もご訪問いただき、ありがとうございます
こんにちは。
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あなたの人生は、あなたが経営をしています。
この当たり前のことを、
一体どれほど多くの方が見落としているのでしょうか。
本日もこれらを再確認し、
この意識を自らの当たり前とするために。
そして、その当たり前を常に疑う目を養い、
当たり前としてしまわないために。
5分で成果の向上ができる5分間コンサルティング。
早速始めたいと思います。
何の因果か、当ブログにたどり着くほどの向上心をお持ちのあなたです。
日々の5分の習慣が、あなたの人生をより輝くものとすることでしょう。
ちなみに当ブログは毎夜21時には更新完了致します。
どうぞよろしくお願いを致しますm(__)m
本や説明などで多用される三段論法
さて、先日に読書の記事を書きました。
本日もその流れの記事を投稿です。
今回は三段論法についての記事です。
これは何も本に限ったことではありません。
一般的な会話や、説明にも多く含まれています。
そして、何もこの方法が悪いと言うわけではありません。
しかし、往々に悪用されやすい表現方法です。
よって、気を付けておくに越したことはないと考えます。
テーマを三段論法の罠として、なぜそのような使われ方がしやすいのか。
そしてこの方法が私たちの社会になじまない理由を書きたいと思います。
三段論法とは
三段論法とは推論の一つの形とされています。
A=BでありB=CならばA=Cである。
このような関係を導く考え方ですね。
時代は遡り、紀元前。
アリストテレスの時代から使われてきた、古典的な方法です。
「オルガノン」という書によって用いられたとの記述が残ります。
この三段論法は理論を重ねたり、証明をする場合に非常に有効です。
理論的な文章を創る上でも、数学的な証明をする際にも用いられます。
私はこの方法を否定しているのではありません。
三段論法自体は非常に優れた考えの導き方であると認識しています。
非常に有効であるが非常に危険でもある
しかし、この方法は説得力を生みすぎるのです。
そして、人は即座に幾つかの式を同時に並行して考えることは苦手です。
これらから、私たちは三段論法を使用された説明を受けると疑問を感じにくいのです。
よって、そのときは確かに!と納得するのです。
しかし後々になっておかしいのではないか?と違和感からその矛盾に気が付くことも少なくありません。
また、その疑問に気付かないことも多くあるでしょう。
つまり、三段論法とは正しい用法でなくとも、そのときに相手を丸め込むということにとても適している表現方法である。
このように考えることができるのですね。
もちろん優れた考え方であるとした上で、私たちはそれが正しく使用されているか否か。
これをしっかりと見つめるべき能力を有する必要があるということです。
三段論法は悪用されやすい
つまり三段論法とはその説得力の高さから悪用されやすい。
このように考えることができます。
先のようにAとはB、BとはC。
よってAとはCと、このように順序を踏み説明をされたのならば、いかにもな整合性を保っているかに見えます。
また、人はその理由がいかなものであれ、理由があるというだけでものごとを信じやすい傾向にあります。
これはタクシーの順番待ちで席を譲っていただく際に
1.理由を言わない
2.まともな理由(子供が風で倒れて…など)を述べる
3,まともではない理由(父がお酒を飲んで…など)を述べる
このような実験がされた時。
1は2.3に比べ譲ってくれる方は少なかったが、2と3ではそれほどの変化は見られなかったという結果が出ています。
つまり、その場では緊急性もあり、大変なのだなと察することができたのならば、人は順番を譲りやすいということですね。
人は理由のいかんよりも、自らの納得のほうを優先するといえます。
悪徳セミナーや詐欺師の手段
また、人は相手の意に沿わないことを言いたくないという心理が働きます。
簡単には相手を否定しては敵対することになるかもしれない。
そのような敵対は極力に避けたいというものです。
これは集団セミナーなどのサクラなどに応用されます。
ある講師が持論を述べたときに、それが怪しいものであっても、一人のサクラが「ほう!なるほど!」と一言発言するだけでその後の質問は難しいものとなるのです。
同様に詐欺にの手口にも、一人のサクラが高額商品を購入したように見せかけ断りにくくする。
このような手法が取られることも多いようです。
そこに、先の整合性が加わるわけです。
疑問に感じている私のほうがおかしいのではないか?
おかしな質問をしたのなら笑われてしまうのではないか?
このような不安が生じ、相手の意見を受け入れてしまいやすい環境が整うのですね。
三段論法は私たちの社会には馴染みにくい
そもそも、三段論法を正しく用いるためには。
A=Bという前提と、B=Cという前提。
この2つが正確であり、例外のないことが条件となります。
これが数学の世界ならば。
1(A)は5(B)よりも小さい。
5(B)は10(C)よりも小さい。
よって、1(A)は10(C)よりも小さい。
このように矛盾がありません。
これは数字の正確さによるものです。
しかし、これを現実世界に置き換えてみると。
お客様(A)は店で消費をしてくれる人(B)
店で消費をしてくれる人(B)はありがたい(C)
よってお客様(A)はありがたい(C)
このようになります。
どうでしょうか。
一見矛盾がないように感じますが、よく考えてみてください。
店で消費をしてくださっても、有難くない存在とはいらっしゃいます。
重度のクレーマーの方などが該当するでしょうか。
面倒臭いの先には利益がある
この矛盾に気づくための方法としては、前提を疑うということです。
今回の例ならば。
・お客様とは店で消費をしてくれる人
・店で消費をしてくれる人はありがたい
この2点です。
この2点に正しくなく矛盾する点があるのならば、そこから導き出される答えも当然正しくはなりません。
しかし、このようにかんたんに説明をしただけでも感じる面倒臭さが三段論法の特徴とも言えます。
この面倒臭さに屈しては、三段論法に屈してしまうこととなるのです。
よって、三段論法の罠にはまらないためには、「前提を疑う」このキーワードだけでも覚えていただくと良いかと思います。
しかし、現代は三段論法に限らず、面倒臭いものを敬遠していてはそれだけで搾取されてしまう時代です。
保険の約款などが細かい字でびっしり書かれている理由は、一言で言えば読ませないためです。
世間には私たちを巧みに誘導しようとする思惑が溢れています。
私たちが選んだと思っているものは、実は私たちが選ばされたものなのかもしれません。
自らの人生を生きるためには、正確に自らで選ぶ能力が必要であると私は考えます。
本日はこの辺りでお終いとしたいです。
最後までお読みくださいましてありがとうございます。
次回はきっと、もっと面白い話ができることでしょう。
ぜひ、またいらしてくださいね(*´ω`*)
この記事が、少しでもあなたのお役に立てたのでしたら幸いです。
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臼田 寛
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