5分間コンサルティング 一冊目

4-1-1第二章一節一項 あなたの人生を経営する覚悟-1あなたの脳を知る-1本能と理性

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本能と理性

あなたがあなたである前に、あなたは人である。
人には人の、更には生物としての性を持つ。
あなたが自己実現を達成するためには、生物としての特性、また人としての特性を知ることが必要だ。
それら特性を知り、あなたを知るからこそ、あなたに相応しい人生を歩むことが可能となる。
つまり、知識や準備もなしに生物や人としての性に反した目的を設定していた場合、その目的の達成は途端に困難となるということだ。
ここで言う特性とは本能である、そしてあなたの目的は理性の上に存在すると言って良い。
本能と理性とは少なくない場面で相反し、そして概ね本能が優位となる。
理性を持って本能に抗うためには、必要な知識と準備を整え、計画性を持たねばならない。

ここではその知識や準備、計画性を得るために本能や理性とはどのようなものかを理解していただきたい。
また、その理解を運用する方法を語りたい。
・快楽とは
・恐怖とは
・快楽と願望の作り方
今回はこの3点から、理解を深めたい。
快楽と恐怖、本能と理性への理解を深めるということは、あなたの自己管理能力を飛躍的に向上させる。
これらの不理解は自己の中で矛盾を生じ、そして膨張させる。
人は矛盾を持ちながらにして、理想に全速力で突き進むことを不可能とする。
これはまるで車のアクセルを踏みながらにして、同時にブレーキを踏むような行為だ。
まずは、この非合理を排除しあなたがあなたの夢や目的に一直線に全力を尽くせる環境を整えよう。

 
・快楽とは

先に述べたように、人としての本能の最優先事項とは生存である。
私たちは、そのために好ましいものを快、そうでないものを不快としがちだ。
人は自らの労力の消費を不快とし、食事や睡眠といった生命の保存を快楽とすることを考えていただくと理解していただけるだろう。
快楽を追求すること、そして不快を強いられることを嫌うことは生物としての性と言えよう。
だが、この本能に支配されては私たちは人としての尊厳を失うと言って良い。
しかし幸いなことに、人は理性を持つ。
そして概ね、理知的といえる人ほど理性を保つことに長けている。
理性とは本能としての快楽を抑制し、自らが設定した、自らのみのより大きな快楽に手を伸ばす行為であると考えることができる。
これは、美しさを獲得するという快楽を目指すために、食欲という本能を抑え目標のプロポーションに向かってダイエットに励む。
このような努力に満足を得ることを可能とすること等と考えることができる。

およそあなたの行動とは、この本能の快楽と理性の快楽の綱引きにより決定する。
よってここであなたの快楽とはどのようなものがあるのか、その一覧を作り上げてみて欲しい。
私たちが持つ三大欲求も、承認欲求も、自己実現であっても、それらはすべて快楽を求めたものである。
その上であなたが人生において、どのような快楽を本当に求めているのかを知るということが大切なのだ。
それら願望の深さをきちんと測ることなく、近視眼的な判断の上にその時々に目につく快楽を求めていては、いつまでたってもあなたが本能の呪縛から解き放たれることはない。
そこに、あなたが本当に求めるあなたの人生は無い。

そしてあなたの求める快楽の一覧ができたのならば、あなたが理想とする生き方を思い浮かべ、それらの快楽に順位をつけて欲しい。
その順位こそが、あなたの人生において取り入れるべき価値観の順である。
順位が高いほどに、その願望は強く必要性も生ずるものであり、つまりは達成の可能性が高いと言うことだ。
必要性を生むものが願望であるのならば、願望を生むものとは快楽である。
快楽とは私たちの人生経営の原点であり到達点でもある。
ゴールを知らない者が、そのゴールへ辿り着くことはまず無いと言って良い。
同様にスタートを知らない者が、滞りなくスタートを切ることはできない。
よって、あなただけが求める快楽とは何か。
この答えを知っていなくてはならないのだ。

 
・恐怖とは

恐怖とは何か。
多くの方が恐怖というものをネガティブなものであると認識をしていることだろう。
もちろん恐怖とはネガティブな一面を持つ。
しかし、それだけでないことを理解していただきたい。
たとえば、あなたに恐怖という感情がなく、恐怖として認識すべきことにその認識を持てなければ、あなたの人生とはどのようになってしまうことだろうか。
恐らく何かしらの無謀を行い、破滅へと導かれてしまうのではないだろうか。
つまり恐怖とは自己防衛手段であり、あなたの人生が正常である証拠とも考えることができる。
これもまた生存本能と呼べるものであり、そして決して忌避すべきものではない。

しかし人とは痛がりであり、怖がりである。また許されるのならばどこまでも怠惰を貪りがちだ。
ついつい恐怖から、または面倒臭さから目を背け、やるべきことと理解しながらも逃げてしまうものだ。
だが、目を背けたり逃げたという事実を作っては、私たちは本能的にその事柄は我が身を滅ぼすもの、対峙してはならないのものであると理解をしてしまう。
自ら本来の視野を取り戻すまで、生存をかけて盲目的にその恐怖から全力で逃げ続けることとなりかねない。
その問題を避けた理由は当初において些細な事であったのに、その行動が問題の肥大化を招き更に逃避生活を継続することを余儀なくする。
このような状況というのも決して少なくはない。
くれぐれもあなたにはこの様な非合理を避けていただきたい。

よって恐怖とは避けるべきものではない。
上手に付き合うべき感情なのだ。
恐怖とは本能的に避けているがゆえに恐怖であり、理性を持って理解に努めた時にはその姿を大きく変える。
幽霊の正体見たり枯れ尾花ではないが、私たちはわからないもの、理解のできないものほど恐怖を感じるということだ。
あなたが今後に恐怖を感じたときは、しっかりとその恐怖の正体を探ってほしい。
一体どのようなことをあなたは恐れたのか、その要素を理解したとき恐怖とはリスクに変わる。
理解によりリスクの幅を限定できたのならば、それ以降は実態のない恐怖に怯えるということはなくなるだろう。
そしてリスクを正確に把握することとは、経営者としての最低限に必要となる能力でもある。
行動におけるリスクとメリットを勘案し、人生において効率的な投資活動を行うためにも、あなたは恐怖から逃げてはならない。

 
・快楽と願望の作り方

先程、あなたには快楽の一覧を書き出し、順序を付けていただいた。
その際に、なかなか自らの快楽を発見することができなかった方もいるかもしれない。
そのような方に、あなたの快楽を導き出すためのとっておきの方法をお伝えしよう。
自らの快楽をスムーズに書き出すことができた方にも、きっと何かしらの気付きがあることだろう。
ぜひ、取り組んでみて欲しい。

その方法とは。
あなたが快楽としたくないこと、願望としたくないことを挙げるということだ。
これは当問題に限らず、様々な場面で有効な方法だ。
人とはどうしたいかと聞かれると、中々に答えを出せなくなってしまう。
そのような時には反対から、どのようにはしたくないか、なりたくないかと考えることが効果的なのだ。
たとえばあなたが今年入社の新入社員に向かって、これからどのような仕事やステップを踏んでいきたいかと尋ね、しかし中々に答えが出てこないとき。
反対から、どのような先輩にはなりたくないか、或いはどのような環境に至ることを避けたいと願うか。
このように尋ねた時に、先の沈黙が嘘のように回答が出るということも少なくない。
この際に導き出された回答の反対が、望まれる快楽であり願望であるということだ。
そこから当人の理想を模索することで、当初の答えはとても探りやすいものとなるだろう。
このように、少しだけ考え方や視点を移動させるだけで気付きが得られるという例は実に多い。
覚えておいて損のない方法だろう。
では、あなたには再度考えてみて欲しい。
あなたが快楽や願望としたくないこととは何だろうか。
そして新しい気付きが有ったのならば、その順序をもう一度見つめ直して欲しい。

あなたは、今回の思考の上で確立したあなたの指針を忘れてはならない。
あなたが日々生活をする上で、あなたは様々な快楽の誘惑を受けることだろう。
休日の朝には、もう1時間とは言わない、もう数分でも寝ていたいものだ。
しかし、先にあなたの示した人生の快楽の順序において、睡眠とは果たして何番目だろうか。
あなたがその誘惑に負けてしまうということは、少なからず睡眠より上位の快楽の達成が遠のくということである。
このような生活を日常的に過ごしていたのならば、その人生はさぞ後悔の多い、もっとひどく言うのであれば後悔さえ感じることのできないものとなってしまうことだろう。
私たちは自らを理解し、そのための指針を持たなければこの程度の危機にすら中々に気付くことがない。
この指針こそがあなたの考えを整え、矛盾に足を止めることをなく、全力を持って理想や目的のために努力することを可能とするだろう。
先の例で言うのならば、あなたは決して本能に塗れた、ただ睡眠を貪るような人生を求めているわけではないはずだ。
なればこそ、その理解を持ち、あなたの休日をいかに活用すべきかと考えるべきなのだ。

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